伝わる文章、伝わらない文章

僕はビジネスを教える中で「表現力」を養うことを最も重要視する。

アーティストでもないのになぜ「表現力」なのかと言えば、ビジネスであろうとそこには消費者に対して強くアピールしなければならないという要素がある。

自分のビジネスで創り上げる「コンセプト(理想世界)」を提示し、それに賛同・支持して貰うことが一番大事だから。

表現するツールとして「文章」というものがあるんだけど、人によっては「文章が苦手」「書けない」という人がいる。

しかし、そういう人を注意深く見ていると「書けない」のではなく「書かない」というスタイルではないのかと思う。

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では、なぜその人が「書かない」と潜在的に思うのかと言えば、それはその人の中のエゴに由来する。

こんなことを書いて、変に思われはしないか?

自分の能力が低いと思われはしないか?

読み手にとっては反感を買わないか?

何か売り込みをしていると思われはしないか?

書くことによって、批判されるメールが来るのではないか?

などなど。。。

これらは僕も文章を習い始めた時、すべて思ったことだから書いた人の文章を見ればその内面が行間からわかる。

しかし、自分のビジネスとは自分が血肉を注ぎ創り出したものであり、本当に社会に対して「伝えたい」という気持ちが根底にあるのなら「書けない」などという言葉は出てこないと思う。

「書けない」という気持ちよりも、どうしても「伝えたい」という感情が強くなるので書けないなどという気持ちを凌駕する。

確かに文章には上手いヘタはあるけど、その人の中に「どうしても伝えたい」という激しい想いがあれば、どんな文章を書こうがその「想い」は通じる。

その一番わかり易い例が、小学生の作文だ。

小学生はまだ文章を十分習ってないので、その文章は未熟だ。

でも子供なりになんとかその時に自分が感じた「想い」を伝えようとする中で、時折読み手をドキッとさせる表現にも出会う。

「空を見ると悪い雲が見えた」

という小学生1年生の文章を見た。悪い雲とはなんだろうと聞けば、黒い雲は雨を降らし、毎回仕事をしているお母さんが洗濯物を慌てて取り込むので、雨雲をお母さんを困らせる悪い雲と表現したわけだ。

それがわかると、その子から見ているお母さんへの思いがパーッと一瞬にして感情まで見えてくる。

僕はこういう文章が良い文章だと思う。

だから読み手に伝わる文章というものは、けっして上手くある必要はない。ヘタでも「想い」が込められている文章がよい文章であり、表現するためにはよい文章を書くべきだ。

「文章が書けない」と言ってる人は、まだまだ自分が伝えたいビジネスの核(コンセプト)が出来ていないのだ。

テーマが無いのにドラマを創ろうとするようなもの。

問題はテクニックにではなく、本当に伝えたい「想い」がそこにあるかだ。

それを形を変えて色々と伝えようとするけど、なかなか伝わらない。

伝わらない時は、さらに形を買えて400回は伝える。

人間はただ生きるのが美しいのではなく、一途に「生きよう」としているその瞬間が美しいのだと思います。

オリンピックで金メダルをとった人に感動するではなく、演技の最中にどうしてもそこへ行きたいと必死で競技する姿に心が打たれるのです。

恋する人が美しいのではなく、一途に恋してる姿が美しいのだと思います。

文章が上手いから感動を与えるのではなく、そこに一途に「生きる姿勢」があるから伝わるものがあるのだと、僕は思います。

伝えたくて、もがき苦しみながらも、なんとかヒネリ出した文章を僕は読みたいと思うし、またそういう人を僕はカッコいいと思います。

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牛(うし)
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