目標を設定すると、多くは「頑張るぞ!」と意気込む。
それはその目標は自分にとって難しいものである、という裏返しの深い心理に犯されている。
美味しそうなラーメンを目の前に箸と共に置かれて「どうぞ召し上がって下さい」と言われた時に「よし頑張るぞ!」とは思わない。
それはその箸でラーメンを食べることになんら失敗する恐れがないからである。
自転車にすでに乗れる人が、自転車を目の前にして「頑張って乗ろう」と思わない事も同じ。要は、出来ることはそんなことをいちいち思わず出来るのである。
「頑張るぞ!」という掛け声は、そのプラス意欲と同等のマイナスのベクトルがその裏側に存在している。だからなかなか上手くいかず、そして悲観する。
物事を達成したい時には単に「自分は出来る」と信じ、淡々と訓練を作業的にすることだ。そこにけっして感情を入れることなく「自分は出来る」と出来るまで繰り返す。
これが「頑張るぞ!と思わぬ境地まで頑張る」の意味。
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