サーバー設定

メールマガジンの初期設定(Xサーバー)

メールマガジンの初期設定

このページでは、Xサーバーにおけるメールマガジンの初期設定について解説します。

メールマガジンの設置についてはこちらの記事をご覧ください。

メールマガジンの設置(Xサーバー)

 

メールマガジンの初期設定

ここからメールマガジンの各設定について解説します。

 

メールマガジンを配信する際に気をつけておきたいのが、「特定電子メール法」という法律です。

簡単に説明すると、

  • 相手が同意して登録されたメールアドレスにしか配信してはいけない
  • 送信者の詳細、問い合わせ(連絡)先、メールマガジンの解除方法などを明記する義務がある

この2点を必ず守る必要があります。

送信者の詳細明記はあらかじめ設定することができるので、このページ内で解説します。

 

なお、解説に使われる画像は、すべてXサーバーのものになります。

 

 

メールマガジンの管理画面にアクセスする。

1.Xサーバーのインフォパネルより、「メーリングリスト・メールマガジン」を開き、設置したドメインを選択します。

Xserver_サーバーパネル

 

2.「メールマガジン」にある管理画面のURLをクリックします。

Xserver_サーバーパネル 2

 

3.この画面が、Xサーバーのメールマガジン管理画面になります。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン

 

 

環境設定を行う

1.「環境設定」のタブをクリック。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン

 

2.このような画面が表示されます。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン 2

  1. メールマガジン名:メールマガジンのタイトル。
  2. 送信者名:あなたの名前を記入します。(ニックネーム可)
  3. 配信ナンバー:「第◯◯号」などの表示に使用されます。配信すると1ずつ加算されます。
  4. メールマガジンの件名:この部分がメールの件名になります。(メール作成時に変更可能)
    専用タグを利用することで、日時や◯回目などを自動で入力することができます。
  5. ヘッダーの設定:メールの冒頭部分を設定すると、毎回自動で挿入することができます。
  6. フッターの設定:この部分に「特定電子メール法」に関する表示を設定します。
    • 送信者名:本名をフルネームで。
    • 送信者の住所:番地までしっかりと明記する。(事務所、サロンでも可能)
    • 送信者の連絡先:連絡の取れるメールアドレス、電話番号を明記する。
    • メールマガジン解除用URL:あらかじめ設置されているので、そのまま使います。

      これらの情報をすでにブログ等に記載されている場合は、リンクを貼って代用することも可能です。

      ヘッダーとフッターのスペースに、お持ちのブログやサービスの宣伝としてURLを記入しておくのも良いでしょう。

  7. メールマガジンの返信先:メールマガジンから返信があった時に設定されたメールアドレスに届くようになります。
    確認しやすいメールアドレスを登録しておくと良いでしょう。
  8. システムエラーメール受信設定:なんらかのトラブルでメールが配信されなかった場合、こちらで設定したメールアドレスにメールが届きます。
    ただし、迷惑メールフォルダに入った場合は通知されないのでご注意ください。
  9. 管理ツール以外からの配信設定:この設定を有効にしておくと、普段自分が使っているメールからメールマガジンを配信することができるようになり、お手持ちのケータイから場所を選ばず配信することができるようになります。

 

設定変更後は、保存を忘れないようにしましょう。

以上が、環境設定ページの解説になります。

 

システムメールの設定を行う

システムメールの設定では、メールマガジンの登録時や退会(解除)があった時に、相手に自動で送られるメールをあらかじめ設定することができます。

 

1.「システムメール」をクリック。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン 3

 

2.自動配信されるメールが4種類あり、それぞれのメール内容を編集することができます。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン 5

  1. 登録確認メール:登録フォームより登録されたメールアドレスに送られるメールです。
    このメールに記載のURLをクリックすることで相手の同意を得たものとみなし、特定電子メール法に基づき、メールマガジンの読者登録がされる仕組みとなっています。
  2. 退会確認メール:同じく退会処理をするためのURLをクリックすることで、メールマガジンの登録解除がされる仕組みになっています。
  3. 登録受付完了メール:登録確認メールよりURLをクリックして読者登録が完了した時に送られるメールになります。
    いわゆるサンキューメールにあたるので、感謝の一言を添えておくと良いでしょう。
  4. 退会申し込み完了メール:同じように退会処理が完了したことをお知らせするメールになります。
    退会されるのは送信者としては複雑な心境になりますが、お互いのためにも今まで読んでもらった感謝の一言を添えておくと良いでしょう。

 

以上がシステムメール設定の解説になります。

 

 

配信エラー管理を行う

何らかの理由でメールが届かないメールアドレスがある場合、そのまま送り続けるとスパム認定をされてしまい、Gmailなどの迷惑メールフォルダに入りやすくなってしまう可能性があります。

 

そうなる前に送信できないメールアドレスを把握して、メールを送らないようにする設定になります。

 

1.「配信エラー管理」のタブをクリックすると、このような表示になります。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン 7

  1. 自動削除設定:配信エラーのあったメールアドレスを自動で削除する設定になり、その回数を設定したり、設定した「エラーメール受信用アドレス」に通知メールを送る設定ができます。
  2. 削除済みメールアドレス:自動削除されたメールアドレスの一覧を表示します。
  3. エラーメール集計:配信エラーの回数が集計されたものを表示します。

 

以上が「配信エラー管理」の解説になります。

 

 

自動登録機能の設定を行う

自動登録機能とは、いわゆる登録フォームです。

 

基本的にはブログやWebサイトに貼り付けるためのコードがあらかじめ表示されているので、特に編集する必要はないでしょう。

 

1.「自動登録機能」のタブをクリックすると、このように表示されます。

エックスサーバー_メールマガジン_SBAメールマガジン_6

  1. 空メール自動登録用メールアドレス:こちらのメールアドレスに空メールを送ることで、登録確認メールを返信する流れになります。
  2. 登録用フォーム:HTMLのコードをブログやWebサイトに貼り付けることで登録フォームを設置することができます。
  3. 退会用フォーム:HTMLのコードをブログやWebサイトに貼り付けることで退会フォームを設置することができます。
  4. 登録・退会用フォーム:HTMLのコードをブログやWebサイトに貼り付けることで登録・退会フォームを設置することができます。
    これは両方のフォームを同時に表示されるものになります。

 

以上が「自動登録機能」の解説になります。

 

 

メールの配信を行う前に、必ずこれらの項目をチェック・設定しておきましょう。

特に、法律に関わる部分もあるので、ヘッダー又はフッターは必ず設定してください。

 

以上「メールマガジンの初期設定」の解説でした。

コメントを残す

*